Q and A

3.髄液有核細胞数算定法について教えてください。

 近年、病院検査部の緊急検査で髄液の検査が要求がよくありますが、細胞数算定で従来どうりメランジュ-ルを使用して
の測定を実施していますが、緊急検査では、日常メランジュ-ルの操作に不慣れな技師も担当します。現状の細胞数算定の標準法(標準的)測定方法を、ご教示下さい。

マイクロピペットを使用しての測定方法があると聞きました。どうかよろしくお願いします。
なお、メランジュ-ル法との相関とか再現性もお教え戴ければと思います。
                                                        (東京都 自宅会員 Mさん)
 質問の回答


  髄液検査については標準的な方法が確立されておりませんが、髄液検査の標準化を目指して、2002年に日本臨床
 衛生検査技師会より、「髄液検査法2002」が発刊されています。

  本書によると、有核細胞数算定法には、マイクロピペットによる方法が推奨されています。

  推奨理由としては、
  1.吸い口からの感染の危険を防止できる。
  2.サムソン液の逆流による失敗が無い。
  3.必要量が少なくてすむ。

 マイクロピペット法では、精度が保たれていれば、髄液200μL:サムソン20μLでも良いとされています。
 なお、臨床上問題となる測定誤差は生じないと記載されています。
 
 詳しくは、「髄液検査法2002」を参考にしてください。
 
 参考文献
 日臨技髄液検査法編集ワーキンググループ,28-29;2002 : 髄液検査法2002.日臨技

                                                      (文責:福田嘉明)

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